坊主めくり

百人一首の楽しみ方

坊主めくり


 百人一首の中でも、「坊主めくり」は、一般の家庭でもっともよく楽しまれている遊び方です。
 この「坊主めくり」は絵札(読み札)だけで楽しめるので、百人一首の和歌をよく知らない人でもすぐに参加することが出来ますし、子どもたちを交えても簡単に遊ぶ事が出来ます。
 それに、「坊主めくり」は二人以上ならすぐに始めることができますし、ルールもとても簡単です。

 まず、絵札だけを選び出して、これを裏返しにして中央に積み重ねますが、あとは上から順番にめくっていくだけです。そして

・めくった札が男性の絵札の時には、そのまま自分の手元にためていきます。
・女性が描かれている絵札(全部で21枚あって、お姫様などと言います)が出たときには、もう一枚めくることが来ます。
・坊主(僧侶の絵札のことを指していて、全部で13枚あります)が描かれた絵札をめくったときには、これまで自分が持っていた札をすべて捨てなればなりません。

 このようにして、中央に積んであった札がなくなったときに、手元の札が一番多い人が勝ちとなります。
 また、女性(お姫様)の絵札が出たときには、坊主をめくって捨てられた札を全部もらうことができるようにしても構いません。

 このほかにも、絵札だけを人数分だけ配って、各自は、配られた札を裏向きにして手元に積んでおきます。
 次に、ひとりづつ、右回り(左回りでも構いません)に、隣にある裏返しの札をめくって、これは、自分の手元にある裏返しに積んである札の隣に、表向きにして積んでいきます。

 このとき、坊主の絵札が出たら、表札全部と坊主札を一緒にして、中央に捨てなければなりません。
 しかし、女性の絵札(お姫様)が出たら、中央に捨てられた札を、全部もらうことができます。

 これを繰り返して、裏返しに積んである絵札がなくなればゲーム終了で、手元にある表札の多い人が勝ちとなります。

 絵札だけで楽しむことができる「坊主めくり」なら、自分達だけのルールをつくって遊んだりすることもできるので、いろいろなルールをつくってみるのも面白いと思います。

 「坊主めくり」はとても簡単な遊び方なのですが、これが案外面白くて、自然と百人一首にも親しむようになると思います。
 絵札だけで遊ぶ「坊主めくり」ですが、意外と作者や和歌を覚えていったりするので、ぜひ楽しんでみてください。