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人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は
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解説
後鳥羽院(ごとばいん / 1180~1239)は高倉天皇の第四皇子で、第八十二代の天皇です。
寿永二年(1183)に安徳天皇のあとをうけ、四才で即位しましたが、建久九年(1198年)、十九才で譲位なされ、院政をしかれました。
宮中に和歌所をおき、定家らに「新古今集」を選集させるなどしたほか、承久三年(1221)、鎌倉幕府討伐を企てましたが、後鳥羽院は敗れて隠岐に流され、その地で崩御なされました。
この和歌では、人の心の機微を見事に詠まれています。
読み
ひともをし ひともうらめし あぢきなく よをおもふゆゑに ものおもふみは
季節
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現代意訳
人が愛しくも思われ、また恨めしく思われたりするのは、(歎かわしいことではあるが) この世をつまらなく思う、もの思いをする自分にあるのだなぁ。
出典
「続後撰集」
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